第45回日本手術看護学会東北地区学会のご報告
- 開催日時
- 開催形式
- 会場
- 参加者数
- テーマ
- 内容
- 第45回日本手術看護学会東北地区学会アンケート集計結果
- 参加方法をご回答ください
- 皆様の年代を教えてください
- 手術室従業経験年数を教えてください
- 1.看護研究発表・実践報告発表は今後の参考になりましたか?
- 2.1の回答を選んだ理由をお聞かせください
- 3.看護研究発表・実践報告発表の講評は今後の参考になりましたか?
- 4.3の回答を選んだ理由をお聞かせください
- 5.特別講演は今後の参考になりましたか?
- 6.5の回答を選んだ理由をお聞かせください
- 7.シンポジウムは今後の参考になりましたか?
- 8.7の回答を選んだ理由をお聞かせください
- 今後希望する研修会の内容を選択してください
- そのほかご意見・ご感想をお聞かせください
- オープンチャットの質問と回答
- GradeA 仙台市立病院 杉本氏
- ダヴィンチ ロールアウト 仙台厚生病院 佐藤氏
- 多重課題 仙台医療センター 小川氏
- 災害 東北大学病院 沼倉氏
- シミュレーション全体
開催日時
2026年7月18日(土)10:00~16:00
開催形式
現地開催 、ライブ配信
会場
仙台市中小企業活性化センター(AER)5階多目的ホール
参加者数
178名(内訳 現地参加117名、Web60名)
テーマ
「手術看護における実践知と専門性の探求」
内容
- 看護研究発表・質疑応答
- 看護研究講評
- 総会
- 特別講演「看護実践を看護研究につなげるためには」
秋田大学院医学系研究科保健学専攻看護学講座 工藤光生先生 - シンポジウム「シミュレーション研修を用いた教育」
①新人多重課題 独立行政法人国立病院機構
仙台医療センター手術室 小川竜弥
②災害時・緊急時ダヴィンチ緊急ロールアウト
仙台厚生病院看護部 佐藤貴哉
③超緊急帝王切開(GradeA)
仙台市立病院手術センター 副看護師長 杉本彩子
④災害訓練
東北大学病院手術部 副看護師長 沼倉聡子
第45回日本手術看護学会東北地区学会を現地開催とライブ配信のハイブリッド開催にて行いました。研究発表・実践報告では各施設の取り組みについて聴講することができ、また講評では今後の研究の礎となる助言をいただき、さらなる発展が期待できました。
特別講演では日頃の看護実践を研究へと発展させるための学びを得ることができました。
シンポジウムでは「シミュレーション研修を用いた教育」をテーマに各施設が取り組んでいるシミュレーションについて発表いただきました。参加者からの質問も多く、関心の高さが伺えました。
今後も手術看護に携わる皆様のためになる学会運営を心掛けて参りたいと思います。
第45回日本手術看護学会東北地区学会アンケート集計結果
参加方法をご回答ください

皆様の年代を教えてください

手術室従業経験年数を教えてください

1.看護研究発表・実践報告発表は今後の参考になりましたか?

2.1の回答を選んだ理由をお聞かせください
- 産科婦人科医師と協力してみたいと思った
- 身近な内容として捉えることができた。
- 似たような研究に取り組んでおり、とても参考になった
- 自施設との振り返りに活かせた
- 新しい知見が増えたから
- 自院でも参考として活かせる。
- わかりやすい講義が多かった
- 他施設の実践内容を聞けてとても良かった
- 今年看護研究を予定していたため
- 今看護研究に悩み
- 量的研究と質的研究の違いが理解できたため
- 興味深い内容だった
- 帝王切開で腹腔内洗浄が疼痛軽減に繋がると、新たな知識を得られてとても参考になった。
- 周術期に携わる看護師として、今自分には何ができるかを考えるきっかけになりました。
- 看護研究の視点が少しわかった
- 当院でも、外来、手術室、病棟のお互いの業務内容や情報の統一がなされていなかったりしているところがあるため、参考になった。
- 研究してみたいと思っていたから
- シミュレーション教育の積極的な計画参加の必要性を感じた。
- 研究に興味があるため
- 自施設でも術前外来がなく、本日研究発表であった内容を参考にツールを活用していき外来、病棟、オペ室看護師が重複した内容を聴取したりしないよう、また、不足が無いよう情報が共有できるようにしていきたいと思いました。
- 他病院での取り組みが詳しくわかった
- "当院ではカイザーを行っていないが、術後の患者からの疼痛について看護師から改善できないかと考えたことがなかったので今後の取り組みで考えていけたらいいなと思った。
- また、術前看護実践の情報共有についてもお互い電子カルテ上で行ってはいるが十分なのかはわかっていないため、こちらも今後自施設で調査してみたいと思った。"
- 自分自身も取り組みたい研究内容であったちめ
- 自施設の活動の参考になったため。
- 教育においてはどの施設でも独自の方法で行っていることが多くその中で工夫されていることなど、参考にさせて頂ける。
- 自施設で今後どう取り組んで行こうか考えている問題へのヒントをたくさん得ることができ、とても有意義な学びとなりました。
- 帝王切開後の肩痛の認知がなく、腹腔内洗浄の効果や関連性も新たな気づきとなった。さらに術後疼痛管理の実績や手術室での対応が影響する実例として興味深い発表だった。
- 役に立った
3.看護研究発表・実践報告発表の講評は今後の参考になりましたか?

4.3の回答を選んだ理由をお聞かせください
- 職場では聞きづらい事や教えてくれない事がわかったからです。
- 当院でも帝王切開を行っているので参考にしたいと思いました。
- 似たような研究に取り組んでおり、とても参考になった
- よくわかったから
- 講評が難しすぎてわからなかった
- おもしろかった
- 看護研究の方法について興味があるから。
- シミュレーションによる教育、実践に活かせる内容でした
- 評価が具体的だったので参考になった
- 研究するうえで気をつけるべきことが分かった、
- 研究課題の整理や重点項目、視点等、実際の発表内容に合わせて丁寧に解説がありとても分かりやすかった
- 研究をする上で注意すべきことなどが分かった。
- 好評の内容が少し長かった。
- 改善点がわかりやすかった
- 今まで疑問に思っていたことを解決できました。また統計が難しく量的研究を行ううえでとても参考になりました。ありがとうございました。
- 先生もおっしゃってましたが、関わる先生によって考え方や指導方針に違いがでる
- 発表演題について、良かった点や足りなかった点を整理し具体的な講評だった。そのため、自分が研究に取り組むにあたっての学びも得ることができた。
- 研究成果を鵜呑みにしてしまいがちだが、数値や分母をそろえることの重要性や考察や結果の表現に「示唆された」などの具体的な言葉の選択など研究論文にまとめる奥深さを実感した。
- 役に立った
5.特別講演は今後の参考になりましたか?

6.5の回答を選んだ理由をお聞かせください
- 研究は苦手意識あるけどわかりやすかった
- 私用で視聴できなかったため。
- 研究をする上での心配ごとが解決に近づいた
- わかりやすかった
- 他院の取り組みや方法など参考なる部分があったので良かった。
- AIの有用性を再認識した
- 今後の参考になる内容だった
- 具体的にどのようなことが看護研究となりうるのか理解できたから。
- 研究を始めるときの参考になった。
- 看護研究、考え方など改めて学ぶことができて参考になりました。
- シミュレーションの参考になった
- 研究とは、という基本的なことから、方法なども学べて参考になった。
- 研究に取り組む前段階の考え方、普段の業務から研究にするための考え方がわかりやすかった
- 研究への取り組みはハードルが高いが非常にわかりやすく興味深く聞くことができた
- 研究の基礎から方法などが学べた。
- 研究指導者となるため、とても貴重な講演であった
- 研究に取り組みたい一方、時間がとれず悩んでいた。またどのように取り組もうかも検討していたのでとても参考になりました。話題になったアカハラ(パワハラ)の部分については、どこでも同じようなことが日常茶飯事に行われており看護の質向上や業務改善への道、離職率低下には程遠いと思いました。
- 研究に取り組むにあたっての計画から分析、まとめまでの考え方がわかりやすかった。後ろ向き研究もやってみたいと思った。
- 日頃の実践での違和感などを改めて見つめなおしていきたいと思った。
- 役に立った
7.シンポジウムは今後の参考になりましたか?

8.7の回答を選んだ理由をお聞かせください
- 自施設でのシミュレーション研修に活かしたい
- 内容はとても参考になったため、スライドの資料が欲しかった
- 看護研究に比べると実践報告の様なものに感じたから。ダビンチが当院にはないためロールアウトがイメージしにくかったから。
- 実際に自院でも、課題になってることが話に出て参考になった為。
- 他施設の工夫がわかった
- シミュレーションの効果を認識できた
- 興味深い内容だった
- 他施設の取り組みが理解できたから。
- シミュレーションを企画するのは大変だが、目的や背景を明確にしてスタッフに伝えることが大切な要因だと学んだ。
- 実践的なにいようを聞けたから
- 実際にシミュレーション教育をする際の参考にしたいと思ったから。
- 映像は参考になったがwebだと音声が途中途中で切れてしまっていた
- シミュレーション教育の実際、課題等とても参考になった
- シミュレーション教育をする際に参考にしたい
- 緊急ロールアウトなど、なかなか体験しない内容をシュミレーションしておくことで、迅速な対応ができるようになるということで、自施設でもこういった緊急時の準備をしていかなければいけないと感じた。
- 災害時と新人シミュレーションを企画している最中のため参考にして計画していきたいと思った。
- 自施設においても、シミュレーション研修を計画したいと思っていたので、大変参考になった
- 自身が質問したことに返答が得られなかったので、残念であった。自分だけでなく、他の方も質問されていた内容だったので返答がえられればよりよかったと思います。
- 自施設でもグレードAカイザーや、ダヴィンチの緊急ロールアウトから開腹移行のシミュレーションは年一回、災害に関しては2回、医師など他職種を交えて行っている。すればするほど、新たな問題点に気づけたりするため続けて行くことが大切だと感じる。また動画撮影も行うためスタッフ全員が直接的でなくても後日でも学べる機会となっている
- 多職種合同シミュレーションは、自施設でも取り組んでいるが課題も多いと感じている。より効果的で、心理的安全性まで配慮したシミュレーションとなるよう今後の参考にしたい。
- 参加者の意見を聞き取りながら双方向性なディスカッションが興味深かった。
- 役に立った
今後希望する研修会の内容を選択してください

そのほかご意見・ご感想をお聞かせください
- 本日は貴重なお時間、ありがとうございました。とても充実していたからこそ、シンポジウム中の業者の方々の作業が大変不快でした。後半、演者の声が聞こえませんし、集中力が切れました。座長の方々も、業者へ一言お伝えいただきたかったです。
- "シンポジウムでディスカッションをしているとき、業者の片付けがうるさすぎて残念でした。関係者が誰も注意していないのがさらに残念、ガッカリしました。4名の先生たちに失礼だと思いました"
- "総会への出席者が少ないことに驚いた。発表者すら不参加だったのではないか。学会には参加、総会には不参加おかしいと思う。参加を促すために総会を途中に入れたのだと思うが。。もう15時半に終わらせて、その後に総会にしたらいいよ。業者も総会中は退席して欲しい。話し声が気になった。
- 最後のシンポジウム質疑応答中に片づけとかやめて欲しかった。業者ブースは内側ではなく外側ではダメなのか。"
- "今回のようにシンポジウムの内容をもぅ少し増やしてほしい。
- 現場で活かせる事が多いので。"
- 企業の撤収作業時間を学会終了後にしてほしいです。1番後ろに座っていたこともありますが、シンポジウムディスカッションがあまり聞こえませんでした。
- オンラインの質問形式は気が寝なく質問できてとても良いと思った。
- 大変興味深い研究が多くあった。また参加したい。
- ハイブリッド開催で参加が容易で質問もしやすい環境になりとてもよかった
- 大変勉強になりました。また参加したいです。
- "とても勉強になりました。
- ありがとうございます。"
- シンポジウムの内容がどれもとても勉強になりました。一方で日々患者の命を守るために奮闘しているが、激務のわりに職場の精神的な環境も悪く賃金も低いのでは今後の看護業界の発展は厳しいと思いながら内容を聞いていました。
- ハイブリット開催がとてもありがたかったです。オープンチャットでの質問取得も良かったです。ただ、質問した内容に対し返答がないのは残念でした。すべての質問に返答できないことは承知しておりますが…特に、シンポジウムの司会者の個人的な質問や意見よりもせっかくチャットでの質問を受け入れているならば、そちらを優先してくれている方が参加者の満足度は高いと思いました。
- ハイブリッドで学会を開催して頂きありがとうございました。現地に行くのは到底無理な距離でしたが、WEBて参加でき、学習の機会がまた一つ得られて嬉しいです。
- とても有意義な学会参加となりました。ありがとうございました。
- 講評の資料もあると良かった。
オープンチャットの質問と回答
GradeA 仙台市立病院 杉本氏
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対象者の選定はどうしていますか
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手術室経験を積み、そろそろグレードAカイザーに入ってほしい人や、しばらくグレードAカイザーに入っていない人を、当月の勤務が確定してから担当者が調整したうえで決定しています。
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日勤後の実施時間、時間外申請はどのくらいいますか
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実施時間は日勤終了後の17:30頃~とし、シミュレーション15分、振り返り45分程度を想定し実施しています。時間外申請を行っている人数については把握していません。
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見学者は何人くらいですか?
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自由参加としているため正確な人数を把握してはいませんが、室内モニター見学を含め、およそ40~50人程度と思われます
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時間外申請可能ですか、それとも自己研鑽ですか
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手術センターではスタッフに参加を促している研修のため、時間外申請可能になっています。
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NICU看護師はどのような役割ですか
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インファントウォーマーの搬入・作動確認、小児科医と蘇生手順の打合せをし、児娩出後は小児科医とともに児の蘇生処置を行うことになっています。
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スタットコール対応するため手術室看護師の配置はどのように工夫されていますか
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あらかじめグレードAカイザーの担当は決めていませんが、師長や当日のリーダーが各部屋の人員配置を把握しており、スタットコール発報の際は速やかに役割を割り振っています。
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目標の「多職種との共通認識」「迅速」「安全」の達成はどの状態を指しますか
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「多職種との共通認識」は、各職種がそれぞれの役割について、把握・共有している状態、
「迅速」は、グレードAカイザー決定から児娩出までを15分以内で行うこと、「安全」は、母体・児双方に必要な処置が行われ、有害な事象がないこと、と考えています。
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手術室看護師の担当者は何名ですか
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日程調整など、各職種との調整を行う担当者は3名、
当日の手術室の役割担当は、リーダー看護師・器械出し看護師・受け持ち看護師の3名としています。
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他部門との日程調整をどのように行っていますか
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各部署にかかわりのある助産師が中心となって、1~2か月前に各部署に候補日を打診して回答してもらい、決定しています。
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アクションカードはどのようなものですか
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“グレードAカイザー発生時に、リーダー看護師・器械出し看護師・受け持ち看護師が「何を」するか”を記載したA4サイズのラミネートカードです。スタッフステーション入り口に吊るしてあり、すぐに手に取って確認できるようにしています。
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実施場所の3か所はどのような基準で決定されますか
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基本的に救急外来フロア手術室で実施することになっています。
救急外来フロア手術室が使用中であった場合、①手術センターフロア手術室が空いていれば手術センターフロアで、②手術センターフロア手術室が空いていなければ分娩室で実施します。
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分娩室での実施は手術室と空調が異なると思いますが、工夫していることはありますか
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分娩室の空調は陽圧・陰圧の切り替えができるようになっており、通常は陽圧で運用しているため、手術を実施することになっても支障はありません。
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救急外来や分娩室の帝王切開は手術部のスタッフが対応しますか?
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救急外来や分娩室で実施する際も、手術センターのスタッフが対応します。
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通常の帝王切開と麻酔方法で違うやり方であることはありますか
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グレードAカイザーは全例全身麻酔で実施します。
ダヴィンチ ロールアウト 仙台厚生病院 佐藤氏
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ロールインとロールアウトはCEがやってますが、OPE室内には居ますが常に部屋に居るわけでない為に必要時呼び出しになってはしまいます。緊急ロールアウトの対応は看護師がやるのかドクターがやるのか、CEが常に部屋に居てくれるのか対応を教えて欲しいです。
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CEが常駐していない場合の緊急ロールアウトへの対応は、「CEが呼び出されてから何秒で対応できる場所に待機しているか」 という環境面によって運用が変わってくるかと思います。当院のRMVPにおいてはCEが常駐しておりますが、一般的な運用の考え方としては、大きく2つのパターンで整理しています。
①CEが術部屋のすぐ近くに待機している場合
呼び出し後数秒?10秒程度で対応できる環境であれば、緊急時も基本のロールアウト操作をCE主導<またはCE指示のもと看護師が補助>で行う運用が成り立ちます。
②CEの待機場所が遠い、または他業務で即座に来られない可能性がある場合
大量出血などの緊急ロールアウト<数秒?数十秒を争う事態>では、CEの到着を待つ時間的余裕がありません。そのため、「その場にいる外回り看護師等のスタッフ」だけで即座に緊急ロールアウトを完了できる体制を作っておく必要があると考えます。
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先程あがった、ロボット支援手術時の地震訓練について。滅多にないと思いますが、ペイシェントカートのバッテリーが使えなくなった場合や、ビジョンカート、コンソールの画面が消えた場合の訓練は必要だと思いますか?
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バッテリーの状態<劣化や故障>はロボット起動時のエラーメッセージ確認等の日常的な点検で把握・管理できるほか、手術室にはUPS<無停電電源装置>や自家発電設備が備わっているため、地震時に完全に電源が喪失する<ブラックアウトする>事態は現実的には極めて想定しにくいです。このことから、ご質問への回答としては以下のようになります。
一時的な機器トラブル・画面消失時のロールアウト手順確認の必要性
完全な電源喪失は起こらなくても、地震の揺れによるケーブルの接触不良・抜け、電源切り替わり時の瞬断、機器のエラーによる画面再起動などは起こり得ます。そのような状況下で速やかにロールアウトを行う場合を想定し、レンチを用いたインストゥルメントの手動<マニュアル>での緊急解除についての知識共有や手技の確認はしておくと安心です。万が一、電動操作が効かなくなった場合でも、「手動で鉗子の把持を解除し、アンドッキングを行う手順」をスタッフ<執刀医・助手・看護師>が把握しておくことが重要であると考えます。
多重課題 仙台医療センター 小川氏
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シミュレーションの時期を11-12月に実施している理由があれば教えてください
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当院では、院内全体の多重課題の研修企画が11月上旬に企画されています。
毎年、その研修の事後課題として各部署取り組みを実施しています。新人が実際に行動できることを目標としておらず、応援を呼ぶことや、自分ができることをイメージできるよう動機付けしているためこの時期に開催しています。どの部署も、新人が1人で重症患者等を実践することが多くなると、困難な事例に出会った際、リアリティショックとなり辞職へも繋がってしまいます。そのため、シミュレーション教育に力をいれて、より具体的に新人がイメージできるように働きかけています。
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新採用者はどのくらいの手術経験<外回り、器械出し>をしてからシミュレーションに参加しますか
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4月~3ヶ月毎に外回り、器械出しを交換しています。約半年はどちらかを経験している状態です。
例えば、外回りから開始した場合は、4~6月 外回り 7~9月 器械出し 10~12月 外回り となります。また、脳外科の外回り、心臓血管外科の外回り・器械出しを除いた手術に1人立ちで対応が可能となった頃に行い、オンコールに入る前の時期で設定しています。
<当院では、脳外科外回り、心臓血管外科の外回り・器械出しは2年目になってから経験>
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シミュレーション前に講義や課題などを行ってから実働シミュレーションを行うのですか?
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アクションカードがあり、机上でテストを実施してから臨んでいます。
災害 東北大学病院 沼倉氏
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システムダウンし、紙カルテになるバージョンは想定されていますか
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シミュレーションでは、この2年間、紙カルテになるバージョンを想定していませんでした。紙カルテでも運用できるよう準備はしています。
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心外や脳外で対応は異なりますか
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手術の特性から、手術終了までの対応は異なってくると思います。また、手術の進行状況、執刀医や麻酔科の判断でも異なってくると思います。手術終了後の対応は変わらないかもしれません。
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それぞれの診療科のアクションカードが作成されていますか
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診療科毎のアクションカードはありません。
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ファシリテーターや評価者はどのような職種・役割の方が担当されますか
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ファシリテーター・評価者ともに防災係が行っています。
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リーダー看護師、サブリーダー看護師の人選はどのように行っていますか
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災害対応シミュレーションの他に災害時リーダー育成シミュレーションも行っています。リーダー看護師は、災害時リーダー育成シミュレーションが終了した看護師を選定しています。その中でも、防災係の看護師を優先して選定しています。サブリーダーは副看護師長が担っていますので、経験したことがない副看護師長を選定しています。
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スタッフ間のシミュレーションに対する温度差についてどうお考えですか
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温度差はあると思います。シミュレーションは必要なことだと思いますので、継続して行っていくことが大切だと思っています。また、いつかの機会にシミュレーションの企画を担っていただくのもよいかと思っています。
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ダヴィンチの緊急ロールアウト訓練は看護師も実施できるようにしていますか
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麻酔科学会など手術列が少ない日などに、看護師全員が緊急ロールアウトを実施できるように訓練しています。また、ペイシェントカートに緊急ロールアウトの手順を貼付しています。
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ペイシェントカートのバッテリーが使えない、コンソールの画面が消えた場合の訓練は必要だと思いますか
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検討したことがありません。
シミュレーション全体
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今後のシミュレーション開催頻度はどう予定されていますか
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<GradeA>通常ですと、合同シミュレーションとしては12月あたりに予定となります。
合同で行うのは、年1回です。
<ダヴィンチ ロールアウト>年1回を予定しています。
<災害>手術部防災訓練は1年に1回を予定しています。他に院内防災訓練:1年に1回、火災訓練:1年に1回を予定しています。
<多重課題>大量出血、グレードAは年1回開催、緊急ロールアウト、災害は年2回開催です。
-
シミュレーションによって高められた効果を維持するための工夫について
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<GradeA>効果の維持、なかなか難しい質問ですね。
合同シミュレーションのほか、手術センターにおいてマニュアル読み合わせを行っています。
今年度GAカイザー試行場所の変更があったことから、例年と比較すると勉強会の回数は多くなって
います。
<ダヴィンチ ロールアウト>日々振り返りができるよう、掲示物としてまとめています。
<災害>シミュレーションを継続して行っていくことが大切だと思っています。
<多重課題>その都度振り返りを行い、共有しています。
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シミュレーションの対象者は手術室看護師のラダーレベルを踏まえた上で到達目標を考えて実施しているのでしょうか
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<GradeA>シミュレーション対象者は、ラダー別ではありません。シミュレーションに関しては、勤務表が出てから係が人選するという形になっています。対象者は手術室経験2~3年目くらいが多いです。
<ダヴィンチ ロールアウト>レベルは考えていません。
<災害>手術室看護師のラダーレベルは踏まえていません。主に、シミュレーションの経験をしたことがない看護師を対象にしています。手術室の経験年数を考慮してバランスをみて選定しています。また、育児部分休業届出制度を利用している看護師を入れるようにしています。
<多重課題>手術室ラダーよりは、当院のキャリアラダーの到達目標としています。
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評価する際の評価表は独自に作成したものですか、参考文献などありますか
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<GradeA>手術室としての評価表はありません。マニュアルの行動ができていたか、という評価になっています。そのほか、振り返りの際に気になった点を各部署で発言し共有しています。
<ダヴィンチ ロールアウト>何を測定すればいいかについては文献を参考にしました。
<災害>アクションカードに沿って評価表を作成しています。
<多重課題>独自に作成したものです。

