研修会報告

手術看護に関する研修会Ⅰのご報告

開催日時

  • 2023年11月11日(土) 12:30~16:00

開催形式

  • ハイブリッド形式

参加者数

  • 41名

テーマ

  • パワーデバイスとMDRPU

目的

  • MDRPUの予防と管理を学ぶ

内容

  1. 講演
    「パワーデバイスとMDRPU」
     東北医科薬科大学病院 消化器外科准教授 辻仲 眞康先生
  2. ハンズオン
    「パワーデバイス安全使用のためのハンズオン」
     株式会社アムコ
  3. 講演
    「手術室におけるMDRPUとその対策について」
     東北大学病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 渡邊 涼子先生

 COVID-19 5類感染症移行後の研修会である今回、ハイブリッド形式で研修会を開催しました。ハイブリッド形式の利点で、遠方の方だけでなく、現地参加で申し込みをされた方も、当日ZOOMに切り替えてご参加を頂きました。皆様のご理解とご協力のもと、無事に開催できましたことを、まずは心より感謝申し上げます。
 「パワーデバイスとMDRPU」の講演では、なぜ基礎が大切なのか、電気メスの原理と作用について、電気メスで起こり得る有害事象についてハンズオンを交えながら、とてもわかり易く丁寧に講義をしていただきました。「パワーデバイス安全使用のためのハンズオン」では、5つのブースに分かれ、現地の参加者全員が8つの項目(電流密度、直接結合、容量結合など)を体感することができました。「手術室におけるMDRPUとその対策について」の講演では、褥瘡の発生要因や予防、医療機器別MDRPUと予防対策について丁寧にご講演いただきました。手術室に多い皮膚トラブルの原因とリスクを知り、予防法と対策を学ぶことができ、今後の手術看護実践に役立つ機会となりました。
 研修会の開催方法に関するご意見では ハイブリッド開催、アーカイブ動画を見られるシステムを望むご意見が6割近くにもなりました。今回、講師の先生の動画の画像が再生されない、ハンズオンの画像が視聴できないなどのトラブルがあり、開催方法の検討をしていきたいと考えています。ZOOMで参加された皆様には視聴の不具合があり大変申し訳ありませんでした。また、今後取り上げてほしいテーマについても 、多数のご意見を頂きました。 頂戴したご意見をもとに、今後も皆様にとって有意義な研修会の企画を目指して参ります。

手術看護に関する研修会Ⅰアンケート集計結果

回答数

  • 34件

  1. 手術室経験年数を教えてください

  2. 本日の参加形態についてお聞きします 本日の参加形態についてお聞きします

  3. 現地参加の方にお聞きします。
    「パワーデバイス安全使用のためのハンズオン」に参加し理解は出来ましたか?
    17件の回答

  4. 現地参加の方にお聞きします。
    会場設営など気になったことがあればお書き下さい。
    3件の回答
    • 特になし
    • 会場の場所が分かりづらかった

  5. WEB参加の方にお聞きします。
    「パワーデバイス安全使用のためのハンズオン」を視聴し理解出来ましたか?
    24件の回答

  6. WEB参加の方にお聞きします。
    音響(ハウリング、聞こえづらさなど)も含め、気になったことなどあればお書き下さい
    15件の回答
    • 聞こえない 映らない
    • 聞こえました 演習の画面の移動はよくわからなかったです
    • 時折ハウリングがあったが、理解はできた。
    • ギャラリービューの見方が分からず実演を見ることができなかった
    • ハンズオンの映像が視聴できなかった
    • トラブルなく聞きやすかったです
    • ハンズオンが視聴できず残念でした。
    • ハンズオンのカメラが見れなかった
    • 音声途切れる 音量低い ハンズオン映らず
    • 自分のPC設定に問題があり、見ることができなかった。
    • 時々画面が映らなかったです。
    • ハウリングが時折あったが理解はできた。
    • 聞こえない 見えない
    • なし

  7. 本日の研修を受講して「手術室におけるMDRPUとその対策について」理解できましたか?

  8. 本日の研修は今後の手術看護に活かすことができますか?

  9. 今後、研修を受講される際、現地開催とWEB開催ではどちらの方がよいと思いますか?

  10. 今後、開催してほしい研修はどのような研修ですか?できるだけ詳細にお書き下さい
    • ない
    • 特になし
    • 疼痛管理チームについて
    • 手術体位
    • 麻酔や人工呼吸器管理に関する研修
    • 人工心肺について
    • 手術室で医療機器を取り扱う際に、患者に危害が加わるような使い方をしているドクターに対して看護師から注意することが難しいと思う。そのため、医療機器を取り扱う際に看護師としてどのようにドクターと協働すればよいのかということを検討する研修を開催して欲しい。
    • 糖尿病薬の休薬について
    • 手術室における人材育成について
    • タスクシフトについて
    • 麻酔器の見方
    • それぞれの手術体位の褥瘡予防 予防グッズの紹介 デモンストレーション
    • 手術室での緊急時の対応等について
    • 麻酔看護
    • 手術室での急変対応や生体モニターアラーム対応について
    • 術前術後訪問について
    • 術後訪問について
    • 環境感染
    • 初心者向けの研修 手術看護の基本
    • 医療事故
    • web環境の悪さが研修受講は考えさせられる
    • 思いつかないです
    • 周術期看護、術後疼痛管理、新人教育、現任教育
    • 手術体位による神経損傷
    • 体位
    • 人工心肺やアイノフローなど医療機器について学べる研修があれば参加したいです。
    • ダヴィンチ看護(術式ごと)、コミュニケーション(患者との、スタッフ間との)
    • 薬剤について


頂きましたご意見に関しては、今後の研修会企画の参考とさせていただきます。アンケートにご協力を頂きました皆様、ありがとうございました。

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