看護管理に関する研修会のご報告
開催日時：令和1年9月14日 10:00～16:00
会場：仙台市中小企業活性化センター AER（アエル）6階
参加者：40名（会員36名非会員4名）
9月14日（土）仙台市中小企業活性化センター（AER6階）において、手術看護の質評価を学び自部署の質管理につなげるという目的で「看護管理に関する研修会」を開催しました。今回は、日本手術看護学会指名理事 宮城大学看護学群看護学類 木村三香先生をお招きし、質・評価・サービスの基本的概念、手術看護の質評価のための具体的方法や質を保証することにおける看護中間管理者の役割について講義をしていただきました。手術看護の質評価指標を各施設の自己評価ツールとして活用し、数値から看護実践の成果を視て、課題の改善について考える機会となりました。
また、グループワークでは、質評価指標「看護管理に関わる領域」の自部署データを持参し、質の向上に向けて課題だと考える項目を解決するために手術室の看護管理者として行うべきことを、各グループで話し合いました。他施設と課題や考えを情報共有し、自施設の手術看護管理に役立てたいという意見が聞かれ、有意義な研修となりました。
今後も、様々な研修会を企画してまいりますのでたくさんの参加をお待ちしております。
看護管理に関する研修会アンケート結果
アンケート回収率78%
- １．職位を教えてください
- ２．手術室経験年数を教えてください
- ３．講演内容はいかがでしたか
- 質評価指標はツールであることを理解した。それをどのように活用できるか課題となった。
- エビデンスに基づき自施設の質の評価ができることがわかり、今後部署目標の指標にできると思った。
- 手術室の状況・データは何が必要で、そのデータをどう活用していくのか道標ができた。今後も質の評価をして更に質の向上を目指すために管理者として何をしなければならないのか今回の指標をもとに分析・実践したい。
- 手術看護の質評価指標4領域マトリックス表がわかった。
- 医療の質を評価するための視点を学べた。
- 手術室が施設の中心となり、いろいろな病院の状況を見渡すことができるようにデータ活用・質の保証を行っていきたい。
- 管理職の役割を確認できた。今までの業務中心の自分のままでは、役割不足だと改めて感じた。
- 質評価をどう活用していくか自部署で話し合って実践していこうと思った。
- 自部署の目標である「看護の質向上」のためにどうすればいいのか考える機会となり、そのツールについても学ぶことができた。
- 質評価についていつも悩んでいたので、今回の研修を楽しみにしていました。今後は、自分の努力しだいではありますが、自部署の立ち位置を知り、取り組んでいきたい。
- 質評価指標で現状を把握するだけでなく、それをどういかすかが大切であること、自施設での評価として活用することが理解できた。
- ４．グループワークはいかがでしたか
- 副師長の立場でついていけるか心配であったが、感じるところ、課題は共通していることが多いと思った。
- 他施設の管理者とディスカッションができお互いの問題の共有し、有効な情報も得られた。
- 手術室は1カ所しかなく閉鎖しがちな部署であるからこそ、他施設と情報共有できて良かった。
- 他施設の実態を伺うことで、更に自部署の現状を知ることになった。
- 他施設の管理者の悩みを聞けたのが良かった。同じような悩みがあった。
- 質評価指標を実際のどう活用していくかを一緒に考えることができた。
- ５．今後の手術看護管理に活用できますか
- 継続しデータを収集していくことができる。
- 「手術看護とは」をもう一度学び、看護師しかできない患者サービスを向上するために、管理者として整理したいと考えた。
- データを活用し弱みを確認し経年的に質の改善につなげたい。
- 主観的に見たことを、データベース化していくことで改善への見通しを立てる指標に活用できると思う。
- 不足していることが見え、向かうべきことが見つけられた気がします。ありがとうございました。
- まずは、現状把握するために、トップシートの入力表を活用し評価し課題を見つけて今の手術室を変えていきたいと思いました。
- 可視化して部署にフィードバックしていきたいと思った。
- ６．その他、ご意見やお気づきの点などがございましたら、ご自由にお書きください
- とてもわかりやすい講演でした。ありがとうございました。
- 今後も積極的に東北地区学会に参加したい。
- 自分の悩みを解決できる機会となりました。GWとても良かったです。今後の方向性を考えることができました。
- 大変学ぶことの多い研修となりました。ありがとうございました。
- 少し難しかった。
