研修会報告

第36回日本手術看護学会東北地区学会の報告

開催日 :平成27年5月23日(土)
会場 :仙台市情報・産業プラザ 多目的ホール、セミナールーム 仙台市青葉区中央1-3-1 AER(アエル)5階・6階


平成27年5月23日(土)、267名が参加し第36回東北地区学会が開催されました。

今回の学会は、特別講演「手術の安全管理の潮流とチーム医療」講師は菊地龍明先生、ランチョンセミナーは「臨床上見地、技術的見地から見たドレープ・ガウンの選択・使用について検討しておきたいこと」講師は田中利彦先生・佐久間先生、7題の看護研究発表会が行なわれました。

菊地龍明先生の特別講演は、映像も交えての内容であったため、非常に分かりやすく、
新しい情報も多くありました。看護師も含め働きやすい環境を築き上げる重要性と、それが「患者の安全」に繋がるということ。手術安全のチェックリストがチームのコミニュケーションスキルを上げることなど、それぞれの施設で取り組まなければいけない課題を頂いたような思いでした。一番は患者の安全のためチーム医療を提供していきたいと思いました。

ランチョンセミナーの田中先生と佐久間先生の講演は、手術室で必ず使用するドレープ・ガウンに関する内容のもので、分かっていたつもりで実は知らなかったという内容のものもあり勉強になりました。AAMIレベルのバリア性に関しては術式に応じ選択することによって、感染のリスクに対応していけると感じました。今回のランチョンはお弁当選択の配慮があり、大変美味しく頂きました。

看護研究発表会は、他の施設での取り組みを聞くことでき参考になったという意見が多く聞かれた。演題発表後の質疑応答でも、フロアからの積極的な意見交換が行なわれました。今後の手術室看護の向上に繋げられるよう盛り上げて行きましょう。


  



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