研修会報告

宮城県内会員の研修会の報告

開催日 :平成24年12月8日(土)
会場 :仙台市情報・産業プラザ 6階セミナーホール 仙台市青葉区中央1-3-1 AER(アエル)6階


2012年12月8日(土)、仙台市情報産業プラザ(AER)を会場に研修会を開催しました。例年この時期に行っている研修ですが、雪のちらつく中、大勢の参加者が集いました(写真1)。

今回のテーマは、「知って得する周手術期看護の知識」として、新人看護師から中堅看護師までが興味をもって聴くことができるように2部構成で企画しました。第1部は、ジョンソン&ジョンソン㈱の村上謙悟先生より「手術用縫合糸と針の知識」についてのご講演をいただき、縫合糸の基礎知識や、最新の感染対策防止ガイドラインについての知識を深めることができました。第2部は、東北大学病院移植再建内視鏡外科の宮田剛先生より「周手術期栄養管理(ERAS)の実際」についてご講演をいただきました(写真2)。手術を受ける患者が“早く元気になる”ために、外科―麻酔科を中心とした他職種スタッフの協力、チームの必要性について学び、参加者からは「自病院でぜひ取り組みたい」という積極的な感想が聞かれ、ERASについての関心の高さを感じました。

講義の合間のコーヒータイムでは、日本手術看護学会からの研修助成金で準備したSweets(写真3)をいただき、短い時間でしたが有意義なひと時を過ごすことができました。参加者は、明日からまた、手術看護の質の向上にむけて取り組もうとそれぞれが胸に抱きながら帰路についたことでしょう。

手術看護学会東北地区では、今後もさまざまなテーマでの研修を企画します。ぜひ、ご意見・ご感想などをお聞かせください。


    


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