第33回日本手術看護学会東北地区学会の報告
開催日 :平成24年5月26日(土)
会場 :仙台市情報・産業プラザ 多目的ホール、セミナールーム 仙台市青葉区中央1-3-1 AER(アエル)5階・6階
平成24年5月26日(土)270名が参加し、第33回東北地区学会が開催されました。
震災直後の昨年は、青葉短期大学をお借りしての開催でしたが、今年は例年どおりの仙台市情報・産業プラザ
アエルで開催することが出来ました。
今回の学会では、東北地区役員プロジェクトチームによる「東日本大震災東北地区調査結果報告」、テルモ(株)取締役 松村啓史先生の特別講演「元気みなぎる現場」、ランチョンセミナー「最近の手洗いの理論と実際」、7題の看護研究発表が行われました。
松村啓史先生の特別講演は、講演を聞くだけで明日からの仕事が楽しみになるようなヒント、また、明日から顔晴る(頑張る)ためのプラスのエネルギーを心・体にたくさん頂くことの出来た有意義なお話でした。参加者のアンケートの感想でも、「楽しく仕事をして、素敵な人生を過ごして行けそうな気がしました。」「元気がでるお話で、明日からの活力が沸いてきました。」「職場を明るく、楽しくするため大切なことが沢山学べた。」という意見をいただきました。
また、看護研究発表は、東北福祉大学健康科学部保健看護学科 富澤弥生先生からのご講評をいただき、活発な意見交換が行われました。参加者からは、他の施設の取り組みを聞くことで参考になったという意見や、富澤先生の講評は今後研究に取り組む際の参考になったという感想が多く聞かれました。
今年度、初の試みとしてランチョンセミナーを開催し、学会参加者に有意義な一日を過ごしていただけるような工夫もしてみました。これからも役員一同、皆様が手術室看護についてスキルアップできる研修、手術看護が楽しくなるような研修の場を提供して行きたいと考えております。